【住宅ローン利用者向け】住宅ローンについて学ぼう!その④団体信用生命保険

ブログ画像1

皆さま、こんにちは

ハウスドゥ大分明野店です。

 

今回は、住宅ローンについて学ぼうシリーズで、ちょくちょく出てきていた団体信用生命保険について詳しくご説明させていただきます。

 

住宅ローンで見落としがちな団体信用生命保険!実は、すごく大切になります。

 

なぜ大切なのかというと、この団体信用生命保険に加入できず、住宅ローンを組めなくて、お家を購入することができなかったお客様も過去いるためです。

 

ですので、団体信用生命保険とは何なのか、加入できない場合はどうすればいいのかも含めてお話します。

 

今回の記事の流れとしては、

⓵団体信用生命保険とは?

⓶団体信用生命保険の種類と保険料

⓷団体信用生命保険に加入できない場合とは?

⓸団体信用生命保険に加入できない場合の対策

になります。

 

「団体信用生命保険とは?」

団体信用生命保険とは、この保険に加入していることにより、万が一、住宅ローンの契約者(借りる人)がお亡くなりになったり、高度障害※などになった場合、住宅ローンの残債(残りの金額)を本人に代わって生命保険会社が支払うという制度です。

 

民間の金融機関では、住宅ローンとセットでこの団体信用生命保険に加入することが必須のところが多いです。加入できない場合は、住宅ローンを組むことができません。

 

 

●団体信用生命保険のメリット

よくお家探しの時に、賃貸か購入で悩まれているお客様がいます。

万が一の場合、賃貸に住んでいると、残された家族が家賃を支払い続ける必要があります。しかし、物件を購入して団体信用生命保険に加入すれば、残された家族は住宅ローンの残債を支払う必要がありません。

 

●一般の生命保険との違いは?

一般の生命保険と団体信用生命保険の大きな違いは、保険金の支払い先です。

 

一般の生命保険の場合、保険会社から残された家族(受取人)に支払われます。しかし、団体信用生命保険は保険会社から金融機関やローン会社に住宅ローン残高相当額の金額が支払われ、住宅ローンの残債がなくなるだけになります。

 

※高度障害とは…ケガや病気などによって体の機能が一定以上損なわれている状態のこと。

 ・視力の障害 ・言語またはそしゃく能力の障害 

 ・中枢神経系、精神または胸腹部臓器の障害による終身介護状態

 ・両上肢の障害 ・両下肢の障害

 ・一上肢の切断と一下肢の障害 ・一上肢の障害と一下肢の切断

  に分類されます。

 

「団体信用生命保険(団信)の種類と保険料」

●団体信用生命保険の種類

団体信用生命保険にはいくつか種類があります。

 

・一般団信

・がん団信

・3大疾病保障団信

・7大疾病保障団信

・8大疾病保障団信

・11大疾病保障団信

・団体信用介護保障団信

・特定状態保障団信

・全疾病保障団信

・夫婦連生団信

・就業不能保障団信

 

この中から、主な「一般団信」「がん団信」「3大疾病保障団信」「8大疾病保障団信」についてご説明します。

他の種類について詳しく知りたい方は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

https://page.line.me/xdt1359y?openQrModal=true

 

一般団信と保険料

一般団信とは、先程もご説明しましたが、契約者が死亡したり、高度障害になった場合に適用します。この一般団信の保険料は、原則住宅ローンの利息に含まれているので、別途上乗せや保険料は発生しません。

 

がん団信と保険料

がん団信とは、契約者が「がん」と診断確定された場合に適用されます。適用された場合に、住宅ローンの残高が半分になる「50%保障」と、全額保障される「100%保障」があります。

しかし、上皮内がん、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんなど一部のがんは保障対象外となります。

 

一般団信とは違い、保険料として金利に+0.2%程度上乗せすることが多いです。

しかし、銀行によっては無料だったり、キャンペーン期間中だけ無料の場合もあります。

 

大分銀行では2022年10月時点で、2023年3月までなら、がん団信キャンペーンをしております。適用条件を満たす場合、金利の上乗せはございません。

詳しくはこちら→https://www.oitabank.co.jp/rewards/campaign/gan0/

 

3大疾病保障団信・8大疾病保障団信と保険料

3大疾病保障団信とは、一般団信の「死亡または高度障害状態」に加えて3大疾病で所定の状態になった場合に適用されます。

3大疾病とは、「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」です。

 

また、8大疾病保障団信とは、「死亡または高度障害状態」「3大疾病」に加えて、5つの重度慢性疾患で所定の状態になった場合に適用されます。

5つの重度慢性疾患とは、「高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎」です。

 

この3大疾病・8大疾病になっただけでは、保険金が支払われない場合もあります。所定の状態、例えば、60日以上働けないなどといった場合の状態(条件)に支払われるケースもあります。この所定の状態は、金融機関ごとに多少異なりますので、確認しておきましょう!

 

この3大疾病保障団信と8大疾病保障団信は、保険料として金利に+0.3%程度上乗せすることが多いです。

 

主な、団信のみお話させていただきましたが、みんながみんな団信に加入できるわけではありません。では、どのような場合に加入できないのかみていきましょう!

 

「団体信用生命保険に加入できない場合とは?」

団体信用生命保険とは、名前の通り生命保険になります。健康状態や年齢によって、加入できないケースもあります。そのため、事前に健康状態の告知書を記入し、告知する必要があります。

 

一般的には次の3つが主な告知例

◆最近3ヶ月以内に医師の治療(指示・指導を含む)・投薬を受けたことがありますか?

◆過去3年以内に下記の病気で、手術を受けたこと、または2週間以上にわたり医師の治療(指示・指導を含む)・投薬を受けたことがありますか?

 

 

◆手・足の欠損または機能に障害がありますか?または、背骨・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害がありますか?

 

この3つのうち何も該当しない方は、団体信用生命保険に加入することができます。

 

1つでも該当する方は、より詳しく告知する必要があり、その後保険に加入できるか審査が行われます。審査結果は、金融機関によって多少差がでます。

 

どうしても団体信用生命保険に加入したい場合、病歴等を隠し、告知義務違反をしてしまう方も中にはいます。しかし、そのような違反をしてしまうことにより、保険金が支払われなくなる可能性も十分にあります。告知は正直にしましょう!

 

「団体信用生命保険に加入できない場合の対策」

加入できない場合の対応策として、3パターンあります。

 

●パターン⓵ワイド団信加入

「ワイド団信」とは、加入条件が緩和された団体信用生命保険です。審査基準は明らかにされていないのですが、住宅ローン契約時に糖尿病や高血圧などの持病の方でも、比較的に加入しやすくなっています。

 

保障内容は、一般団信と同じですが、保険料は0円ではなく、金利に+0.2%~0.3%上乗せされます。

 

「ワイド団信」は取り扱いがない銀行もございますので、確認しましょう!

 

●パターン②フラット35を利用

どこの団体信用生命保険に加入できない場合は、フラット35の利用を検討してみましょう。

 

フラット35は団体信用生命保険の加入が必須ではありません。ですので、加入できない方もフラット35であれば、住宅ローンを組むことがあります。

 

おすすめとしては、万が一のために健康状態に不安がある方が入りやすい一般の生命保険会社で、借入金額相当の保険を別途契約することです。他にも、既存加入保険の組み換えなどがありますが、いずれの場合も、加入審査は必要になります。

 

ハウスドゥ大分明野で専門のファイナンシャルプランナーをご紹介でき、保険について詳しくご説明できますので一度ご相談ください🤗

 

●パターン③配偶者が住宅ローンを利用

団体信用生命保険に加入できない本人ではなく、配偶者が住宅ローンを組むことが可能であれば、配偶者名義で住宅ローンを利用することができます。

 

しかし、配偶者の所得等による住宅ローンの審査になりますので、融資条件や借入可能金額が変わる場合があります。注意しましょう!

 

「まとめ」

◆団体信用生命保険は住宅ローンとセットの場合が多く、団体信用生命保険に加入できない場合は、住宅ローンを利用することができません。

 

◆団体信用生命保険に加入できない場合、3パターンの対応策があります。

①ワイド団信加入 ②フラット35を利用 ③配偶者が住宅ローンを利用

 

また、団体信用生命保険に加入することによって、既に加入されている一般の生命保険を見直す機会にもなります。

 

保障内容が重複する保険を見直すことで数万円の差が出る場合もあります。あきらめていた新築に手が届くことも、購入時のリフォームを追加することも出来るかもしれません。

 

そのためには、現在の加入内容と(加入予定の)団信をよく知る必要があります。難しいのでプロに相談したい!という方は専門のファイナンシャルプランナーをご紹介しますので、お声かけください。

 

HOUSEDO大分明野ではこのように購入を検討しているお客様の様々なお悩みに対して、不動産のプロとしてお答えしております。

より詳しくお話を聞きたい!というお客様は弊社のエージェントがしっかりとお悩み解決のお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

https://www.housedo.com/forms/comingForm/input/?ua=UA-1848304-3&shop=580

 

 

 

 

はじめての方もご安心ください。経験豊富なスタッフが、
物件探しのノウハウや資金計画まで丁寧にアドバイスさせて頂きます!

電話で問合せ

097-529-5100

定休日:水曜日、第2・4木曜日、年末年始
営業時間:9:00~18:00

ページトップ

ページトップ