【無料「チェックリスト」ダウンロード可】不動産購入の内覧時のチェックポイント👀その②
皆さま、こんにちは☺
ハウスドゥ大分明野店です。
今回は前回に引き続き、内覧時のチェックポイント「物件設備や生活環境のチェックポイント」「生活スタイルのチェックポイント」をお伝えしていこうと思います。
「物件設備や生活環境のチェックポイント」
●ライフラインのチェック
「ライフライン」とは、電気・ガス・水道(上水道・下水道)などや、インターネット、鉄道・バス等の設備のことをいいます。
ここでは、電気・ガス・水道(上水道・下水道)についてになります。
・電気
新築戸建の場合は、あまり気にしなくてもよいかもしれませんが、築年数が古い中古戸建の場合は、電気の容量が小さいこともあり、近年の家電製品の使用アンペアに耐えられない可能性もあります。ブレーカーにアンペア数が記載されていることが多いので、内覧時に確認してみましょう。一般のご家庭の平均的な容量は40Aくらいになります。
参考:九州電力の電気料金プランと特徴・評判|電力・ガス比較エネチェンジ
・ガス
オール電化物件の場合は気にしなくてもよいポイントになります。ガスには大きく分けて2種類あります。「都市ガス」と「プロパンガス」です。
「都市ガス」と「プロパンガス」の見分け方としては、
〇ガスボンベがあるか見る→建物の外にガスボンベがある場合はプロパンガス、ない場合は都市ガスの可能性が高いです。
〇ガスメーターを見る→「LP」や「プロパン」と記載がある場合はプロパンガス、「13A」や「12A」などと記載がある場合は都市ガスです。
の2つが主になります。
しかし、「LP」や「プロパン」とガスメーターに記載があるのに、ボンベがない場合もあります。その理由は、空き家等でボンベを既に撤去している場合や、「集中プロパンガス※」の場合が考えられます。そのような場合は、営業マンに聞いてみましょう。
※集中プロパンガス…小規模~大規模まで利用するプロパンガスを一ヶ所にまとめて貯蔵・利用することです
参考:大分ガス|ガス利用ガイド
・水道
水道には大きく分けて「上水道」「下水道」があります。「上水道」とは、一般に飲用可能な水の供給設備です。「下水道」とは、家庭からでた汚れた水(汚水や雑排水)または雨水などを流すための設備です。
〇上水道
築年数がだいぶ経った物件などはまれに「井戸」の場合もありますが、今はほとんどの家庭が「公営水道」という市町村が管理している水道が多いです。
「公営水道」で確認するポイントは、メーターの口径です。敷地内にメーターの口径を見てみましょう。
一般家庭の場合メーターの口径が20㎜ですが、古いお家などは13㎜のところもあります。13㎜は容量が不足して水が出にくくなる場合もあり、取替が必要になる可能性も考えられます。
その際の費用等はこちらを参考にしてください。
→大分市ホームページ|給水装置工事(給水管布設等工事)の申込について
また、新築戸建などは、新しく水道をお家に引き込む必要がありますので、市長村に分担金をお支払いする必要がございます。費用は上記のURLを参考にしてください。分担金は売主業者が負担するところもあれば、お客様が負担するところもあります。売主業者によって違いますので、営業マンに確認してみましょう。
〇下水道
下水道は、「公共下水」と「浄化槽」と大きく分かれます。
市町村が管理している下水を「公共下水」といいます。「浄化槽」は汚水・雑排水※を処理し、公共下水道以外に放流するための設備です。
※汚水(おすい):トイレ排水などし尿を含む排水
雑排水(ざつはいすい):台所・風呂・洗濯などし尿を含まない排水
公共下水の場合は、前面道路(お家の前の道路)に市町村のマンホールがありますので、見てみて、不動産会社に聞いてみましょう。また、大分市ホームページ内の地図情報「大分マップ」でも下水道情報で前面道路に配管があるのか確認することができます。
公共下水の費用は大分市の場合は、2ヶ月に1回上水道と併せて請求になります。
浄化槽の場合は、建物の外にブロワという機械が設置されております。浄化槽の維持管理には定期的な保守点検や清掃を継続する必要があり、費用が生じますので、頭に入れておきましょう。
しかし、前面道路(お家の前の道路)に公共下水の配管がきてない場合や、建物の外にブロワがない場合もあります。その理由は、ガス同様、空き家等でブロワを撤去している場合や「集中浄化槽※」の場合が考えられます。こちらも営業マンに聞いてみましょう。
※集中浄化槽…各家庭から出た汚水・雑排水を一箇所に設置された浄化槽で、まとめて処理すること。
気になる物件のライフラインについても、お気軽にLINEからお問い合わせください。物件情報も先行配信しています!
●境界・越境(えっきょう)のチェック
内覧の際は、物件敷地と隣地との境界と越境のチェックをしましょう。
境界は敷地がどこからどこまでなのかというのがわかる境目のことです。敷地の四隅や周辺に境界ピンや境界ブロックがあるかどうかを確認しましょう。古い物件は境界ピンや境界ブロックがない場合もあります。その際は、営業マンを通じて売主様に確認する必要があります。
また、境界が確定しない場合もあります。その場合は、どのような対応にするのか売主様と相談・交渉の可能性もあります。
境界を軸として、隣から植物もしくは木、隣の家の軒等が越境していることが多いです。越境している場合には、売主様の方でしっかり対処してくれるのかもあわせて確認しましょう。
●ゴミ捨て場、自治会等の取り決めのチェック
内覧の際に、つい見落としがちになるのが「ごみ捨て場」の確認です。引っ越した後に“家から結構遠い場所にごみ捨て場だった”と気づいても、簡単に解消できる問題ではありません。その為、しっかり確認する必要があります。
また、ごみ置き場やごみ集積置場の設置基準やごみ出しルールは自治会や町内会などによって異なります。ごみの件以外にも、地域の清掃は年何回だとか、自治会の集まりはいつで自治会費などの費用とか自治会の取り決めがあります。内覧時にここまでお話する不動産会社はあまりないので、営業マンからこのような案内がなかった場合は、確認しましょう!
●ハザードマップのチェック
ハザードマップとは、地震・台風・火山噴火などにより発生が予測される被害について、その種類・場所・危険度などを示した地図です。人的被害を防ぎ、命を守るための地図なので、しっかり確認して、その購入する家はどのような危険があるのかを知った上で検討する必要があります。現地をよく見て、川などが近くにある場合は要チェックです。
大分市では、「土砂災害ハザードマップ」「洪水ハザードマップ」「津波ハザードマップ」「高潮ハザードマップ」が公開されています。インターネットからも確認することができます。
確認はこちらから→おおいたマップ
「生活スタイルのチェックポイント」
●職場までの距離・道の確認
もしこの物件を購入すると、職場までの距離や渋滞はどうなるのかと不安に思う方もいらっしゃると思います。ですので、どのくらい職場までかかるのかも計算しましょう。
弊社は、明野地区を中心に大分市東部を専門に営業活動をしております。ですので、お客様が知らない抜け道なども知っている可能性があります。職場までの一番スムーズな行き方をお伝えすることができますので、営業マンにお気軽にお声掛けくださいね。
●学校までの距離と行程の環境
職場までの距離だけではなく、お子様の学校の距離と行程の環境も確認しておきましょう。お客様の中には、“1キロ以上は子供を歩かせなくない”などという声もあります。学校までの距離はほとんどの営業マンが把握しており、お伝えしております。また、現地からグーグルマップなどで調べてみるのも一つの確認方法です。
通学行程を確認するには、一度その道のりをお子様と一緒に実際に歩いてみましょう。
途中の交通量(事故の危険性)、人通り(寂しすぎても危険)、夜間の街灯(冬場は特に、学校だけでなく帰宅後の行動範囲内)など、実際に確認や体感をしておくと、対策がたてられます。
●最寄りスーパー等の確認
お家探しをする際に、条件の一つとして「生活環境がよい場所」とあげるお客様も少なくないのではないでしょうか?その中でも近所にスーパーがあれば助かるという意見も多く聞きます。ちょっとした買い物の際にも、近所にあると助かりますね。
内覧の際に、最寄りスーパー等の確認もしておくと、住んだ時不便さを感じないかもしれませんね!
「オンライン内見とは?」
不動産会社のホームページや店頭で「オンライン内見」「Web内見」などと書かれているのを見たことはありますか?スマホの性能向上やアプリやオンライン会議システム等のWeb通信サービスの登場により、物件現地に行かなくても、自宅や外出先で物件見学ができるサービスが登場しました。
特にコロナ禍で注目度が上がりましたが、その後もサービスとして広がりつつあります。内見の方法の一つとして検討してみるのもよいでしょう。
●オンライン内見のメリット、デメリット
では、オンライン内見のメリットデメリットを考察してみます。
・オンライン内見のメリットは?
オンライン内見のメリットは、自宅や外出先でも場所を選ばす物件見学ができることです。
特に遠方の物件を探している人にメリットが大きなサービスです。転勤や就職、進学などで今住んでいるところから遠く離れた物件を探す場合、オンライン内見を利用すれば、移動の時間や費用をかけずに物件を確認できます。また、内見の際に同時接続すれば複数の場所からアクセスも可能です。
その他、オンライン内見のメリットを列挙しておきます。
●オンライン内見のメリット
- 遠隔地にある物件でも自宅や外出先から見学できる
- 離れた場所にいる家族や友人など一緒に物件を見学できる
- 現地へ行く時間や交通費がかからない
- 写真と異なり、見たいポイントを重点的に確認できる
・オンライン内見のデメリットは?
便利なオンライン内見ですが、もちろんデメリットもあります。インターネット回線が不安定な場合、音声が途切れたり、映像が不安定になりストレスがかかります。Wi-Fi環境の整った場所からアクセスするようにするようにしましょう。
●オンライン内見のデメリット
- 通信環境が悪ければ映像や音声が不安定になる
- Wi-Fiにつながっていない端末の場合、通信費がかかる
- 周辺環境も含め、全てを確認や体感ができるわけではない
メリットデメリットを知ったうえで、上手に活用しましょう。
「インターネットで調べられる周辺環境確認サイト集」
物件見学行く前にインターネット上でも確認できる情報があります。
調べられる内容
Googleマップ:街並みや周辺環境
ハザードマップポータルサイト:災害リスクや避難場所
警視庁故犯罪発生マップ:犯罪等の発生状況
大島てる:事故物件の情報サイト
ガッコム:保育園~中学校の学区や口コミサイト
尚、インターネット情報は有益ですが、そのまま鵜呑みにすのは危険です。調べた情報は、内見のときに必ず再確認してください。
「まとめ」
今回の「物件周囲のチェックポイント」「生活スタイルのチェックポイント」は、中古戸建・新築戸建・中古マンション・土地の物件種別に関わらず、全ての物件で共通するチェックポイントになります。
今まで、内覧をしたお客様もこれから内覧をしようとするお客様も、なんとなくお家を見るのではなく、今後はこのようなチェックポイントを確認しながら、一緒にお家を見ていただければと思います。下記からダウンロードして、内覧時にご持参ください。
「内覧時のチェックリストPDFの【無料】ダウンロードはこちら」
中古戸建⇩
https://docs.google.com/document/d/1bhJLq3pag_AyK53a_UIIQa8bKj2VHpFdFlxQEDe9KAE/edit
新築戸建⇩
https://docs.google.com/document/d/1g244tWXApKSguz4dwJYDCH8408pGJn9LlxRupvkRPHk/edit
中古マンション⇩
https://docs.google.com/document/d/1Qt1WR0ZQVwSIwFvNlENOvCt7nDTSPQE4Ss69esrqmF4/edit
あれこれチェックポイントが多いと、どうしたら良いのかわからなくなりますよね。そんな時は、【購入動機】と【優先順位】を担当営業マンと一緒に整理しましょう。
HOUSEDO大分明野ではこのように購入を検討しているお客様の様々なお悩みに対して、不動産のプロとしてお答えしております。
より詳しくお話を聞きたい!というお客様は弊社のエージェントがしっかりとお悩み解決のお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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