不動産購入の申し込みをする前に知っておきたい注意点

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皆さま、こんにちは😊

ハウスドゥ大分明野店です。

 

今までは購入の決断をする前に必要な情報やノウハウをお伝えしてきました。

 

今回は「この物件を購入しよう」と決意したときに、知っておきたい注意点を解説します。

 

購入後に後悔したくない方や、引っ越し後にトラブルになりたくない方はぜひご一読ください。

 

【目次】

不動産購入を判断する際のマインドセット

|_不動産購入の重要性を確認する

|_不動産購入の注意点を知る意味とは?

物件についての確認

|_周辺環境の確認

契約内容の確認

|_契約内容のポイント

  |_物件の詳細

  |_価格

    |_住宅ローンについて

  |_その他の注意点

    |_諸費用について

    |_引き渡し時期

    |_その他希望条件

買付証明書提出後の流れ

|_購入の撤回について

まとめ

 

「不動産購入を判断する際のマインドセット」

 

マインドセット

 

不動産購入を最終決定する前に、以下のマインドセットをしておきましょう。

 

不動産は大きな買い物ですのでとても重要です。

 

●不動産購入の重要性を確認する

いよいよ、物件購入の判断をするときになりました。ここで不動産購入をする重要性について再度確認をしておきましょう。

 

不動産購入は、多くの方にとって一生に一度の買い物です。

 

そして最も重要な投資の一つとも言えるでしょう。購入する不動産は、「マイホーム」としてだけでなく、将来的に収益物件としての利用や、子供たちへの財産としての相続なども想定されます。長期的な視野で見た場合、非常に重要な資産と言えるでしょう。

 

しかし、不動産購入には当然リスクもあります

 

購入前には、物件の実際の状態や周辺環境、契約書や諸費用、ローンの審査など、多岐にわたる要素を総合的に確認する必要があります。また、不動産購入には高額な費用がかかるため、十分な資金計画が必要です。

 

以上のように、不動産購入は人生で最も重要な投資の一つであり、その重要性は非常に高いと言えます。しかし同時に、リスクも存在するため、十分な情報収集が必要です。

 

不動産購入の重要性やリスクを整理して「購入する」という判断になったら申し込みをしましょう。将来にわたる資産価値の維持や、安定した生活を送るためにも、不動産購入には慎重に取り組むことが求められます。

 

●不動産購入の注意点を知る意味とは?

不動産購入をする際には一般的に「買付証明書」という申込書類に記入をし、仲介業者を通じて売主側に提出します。

 

買付

不動産購入申込書は「買付証明書」や単に「買付」と言われることもあります。

不動産購入申込書の主な内容は

  • 買主の情報
  • 希望条件
  • 売買価格
  • 引き渡し時期
  • ローン特約 等

です。

 

 

基本的にはいわゆる「交渉」をするのはこの申込書の提出時だけです。

 

「売買価格」の欄に希望価格を記載します。

希望が通るかどうかは売主次第ですが、「言った言わない」にならないよう書面に記載します。

 

また、交渉がまとまれば契約する前提で話が進んで行きますので、最終確認の場ともなります。よく「仮契約できますか?」というご質問がありますが、「仮契約」という概念は一般的な不動産慣習にはありません。

 

不動産購入に伴うリスクとしては、例えば、物件の実際の状態や周辺環境が思っていたものと異なる場合があります。また、契約内容や費用に関して不明瞭な部分があった場合、後々大きな問題に発展する可能性があります。

 

以下の注意点を中心に再度確認し、不明な点をクリアにして申し込みしましょう。

 

「物件についての確認」

物件確認

まずは購入予定物件について、再度確認しましょう。

●周辺環境の確認

不動産購入する段階では物件の内見をしている場合が大半かと思います。

 

その際には物件のスペックそのものだけではなく「周辺環境」の利便性についても体感しておきましょう。例えば、「スーパーに自転車で行くのに坂道はしんどいか?」「お子様の通学経路の交通量や街灯の状況(安全性)の確認」「周辺の生活音」などです。

 

これらは物件概要書に記載がありません。物件の購入は「新しい生活環境を手に入れる」ことになりますので、お引っ越し後に「思っていたのと違う」とならないように、事前に「体感」しておきましょう。

 

「契約内容の確認」

契約書

 

不動産売買契約書は最低でも10ページ程度はあり、膨大な書類です。

 

詳細は「重要事項説明」や「契約」の段階で書面にて不動産業者から説明があると思いますが、特に契約時に「特約」となる事項や「交渉したい項目」について担当のエージェントと相談しておきましょう。

 

不動産売買契約書についての解説は改めて別記事で紹介します。

 

ここでは以下で、不動産売買契約の主なポイントについて概要を解説します。

 

●契約内容のポイント

 

ヒント

 

不動産売買契約書は、物件の詳細や価格・支払い方法・引き渡し時期など、売買に関する重要な事項を明確にするものです。不動産契約書の内容を理解することは、購入後のトラブルを回避するためにとても重要です。

 

不動産購入の申し込みをする際の注意点について説明します。

 

・物件の詳細

不動産売買契約書には、物件の所在地・面積・用途・構造など、詳細な情報が記載されています。

 

特に、建物の構造や設備、そして境界については、将来的に修繕や改修が必要になることやトラブルになる可能性があるため、詳細な情報を把握しておくことが重要です。

 

中古物件に関しては「現状有姿(げんじょうゆうし)渡し」と言って、リフォームをしない場合には現在の状態のままで買主に引き継がれます

 

劣化状態や補修が必要であれば、リフォームするのかどうかの判断も必要です。そうすると、費用や資金計画が変わってくるので必ず確認しておきましょう。

 

またお隣との境界を確認しておくことも非常に重要です。

 

境界が不明確な場合は入居後にトラブルになる可能性もあります。

 

境界については売主から明示がありますが、それが測量等により確定されているかは別です。測量をする場合は当然費用もかかりますし、お隣との合意手続きも必要ですので時間もお金もかかります。

 

中古物件の場合「境界ポイント」という言われる表示がない場合は一般的に「売主の認識」が継承されるので必ず事前に確認しておきましょう。

 

・価格

不動産売買契約書には、物件の価格が明示されています。

 

いわゆる「値切り交渉」をする場合は「買付証明書」に希望金額を記載して交渉をします。

 

トラブルの大半は「言った、言わない」の話ですので、そうならないように書面での交渉となります。

 

不動産の売却金額は物件の価値や需要と供給の関係、近隣相場などを総合的に判断し「査定」されています。

 

一定の根拠をもって売出し金額が設定されているので、法外な値切り交渉は受け付けられない場合もあります。「少しでも購入したい」気持ちはわかりますが、相手も人間です。価格交渉にもマナーとモラルをもって行いましょう。

 

価格についての交渉が行われる場合は、正確な情報と共に、値引きしてもらえそうな根拠をもって価格交渉に臨むことが必要です。

 

住宅ローンについて

「買付証明書」には住宅ローンについても記載項目があります。

 

「交渉」ですので、双方の提示条件が一致した段階で成立します。

 

基本的には「買付証明書」の提出には住宅ローンの事前審査が承認されていることが前提となります。先ほどの通り「交渉がまとまれば契約する前提」の申し込みですので、「買えるかどうかわからない」状態では受け取ってもらえません。

 

また、不動産の専門用語で「〇番手」(〇には数字がはいります)という言葉があります。

 

これは購入の優先順位です。1番手から順番に売主にとって好条件の方が「ランクイン」します。

 

・2番手について

不動産購入申込書を提出したときに、「2番手」と言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。

「番手」について少し整理しておきましょう。
 

不動産購入申込書は先着順に優先される

不動産購入申込書提出後の売主側の対応は、通常申込書が出された順に行われます。基本早い者勝ちです。

 

ただ、売主にとって最も好条件とは何でしょうか?と考えてみましょう。

 

ここではお金について言うと「より高額で、早く回収できる」人に買ってもらうことです。

 

ですので、値引き交渉がなく住宅ローン審査を通過していても現金で支払える人を優先する場合もあるということは知っておきましょう。

 

あくまで売主に「売ってもらう」ことを認めてもらわなければ購入できません。事前に確認しておきましょう。

 

また、一般的に「商談中」と表示されている物件は「申込が入っているが、契約は未成立」という状態です。物件の掲載状況も確認しておきましょう。

 

2番手ならあきらめるのか?

申し込み時に2番手と言われても、契約確定まではキャンセルになる可能性もあります。もちろん、1番手が優先となりますが「2番手だったけれど契約できた」というケースはよくあります。

番手を上げるためにこちらで何かできることはありませんが、多少の期間判断を待てるなら2番手で申込を入れることもありでしょう。

 

・その他の注意点

以上が購入申し込みをする際の主な注意点でしたが、その他の項目についても簡単に確認しておきましょう。

 

諸費用について

登記費用や印紙税、仲介手数料などの諸費用についても記載欄がある場合があります。費用の詳細や支払い時期などを確認しておきましょう。

 

引き渡し時期

・引き渡しの希望日を記入する項目があります。先方との交渉次第にもよりますが、「買付証明書」の移入段階では約1カ月後に設定される場合が多いです。

 

その他希望条件

その他購入に関して「希望条件」がある場合は、買付証明書に記入しておきます。繰り返しになりますが、「言った言わない」をなくすために書面で交渉します。契約書には「特約」として記入される場合があります。

 

不動産購入の申し込みをする際の主な注意点は以上です。

 

スムーズに取引を行うためにはエージェントと協力して、交渉を進めましょう。

 

「買付証明書提出後の流れ」

流れ

申し込み書面を提出後の流れは以下の通りです。

 

 

●購入の撤回について

基本的には撤回する可能性があるなら、申し込みは止めておきましょう

 

契約手続きをする前は撤回が事実上可能です。しかし、申し込み後は交渉において当方だけでなく相手側の売主や不動産業者も動いています。

 

もちろん納得がいっていないのに契約する必要はありませんが、安易に申し込みをしてキャンセルすると相手にも迷惑がかかります。

 

しっかり注意点を理解して、決意をしてから申し込みましょう。

 

「まとめ」

不動産購入にはまずマインドセットが重要です。

 

不動産購入の申し込みをする際の注意点としては、

・物件についての確認

・契約内容の確認

・買付証明書提出後の流れ

をしっかり理解しておくことです。

 

今回の記事が参考になれば幸いです。

 

HOUSEDO大分明野ではお客様の様々なお悩みに対して、不動産のプロとしてお答えしております。より詳しくお話を聞きたい!というお客様は弊社のエージェントがしっかりとお悩み解決のお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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